第1回詩と絵画のコラボレーション展 2009

「ハートフルメンタルヘルス詩画展」
~詩と絵画のコラボレーション展~ について

 相模原市障害児福祉団体連絡協議会役員の米山孝さんの構想から始まった、精神障がいを持つ方が創作した詩をモチーフに、市内の画家らが、描いた絵を詩とセットで展示する「ハートフルメンタルヘルス詩画展」が、平成21(2009)年6月7日から6月13日まで、古淵の画廊「ギャルリーヴェルジェ」(画廊主:細谷玉江さん企画)で、はじめて開かれました。そして、この展覧会が今日の「さがみハート展」の出発点になりました。
 相模原市内の精神障がい者仲間の会「あしたば会」(榛澤昌高会長)が、「文化活動に取り組むことで、偏見や誤解を無くし、自らの社会復帰にも役立てよう」と、画廊代表の細谷玉江さんによる会場無償提供の協力を得て具体的に企画。同会の仲間から40編余りの詩が集まり、この詩をもとに、画廊に縁のある画家35人に絵の創作を依頼、詩と絵画のコラボレーションが実現したものです。

 

第1回 詩と絵画のコラボレーション展サイト制作緒言

 第1回は、「ハートフルメンタルヘルス詩画展―詩と絵画のコラボレーション展」とダブルタイトルで開催されました。翌2010年から「第2回詩と絵画のコラボレーション」として継続されましたので、詩と絵画作品を紹介するこのサイトの「ギャラリー」では、標記タイトル又は略称「詩画展」と表記いたします。サイト総称は2016年から採用された「さがみハート展」とし、各年次展覧会名称は、当時名称を使用いたしますので、ご承知ください。

 このサイト第1回展のページは、知人から「ハートフルメンタルヘルス詩画展―詩と絵画のコラボレーション展 報告集」をお借りすることがかない、これをベースにこのサイトギャラリーの最初の1ページを構成することが出来ました。厚くお礼申し上げます。さらに、展覧会のリアルな写真等を、画廊「ギャルリーベルジェ」さんのご提供により、追加掲載することがかないました。合わせてお礼申し上げます。
 ここに掲載する作品画像は、『報告集』(相模原市精神障がい者仲間の会発行)のスキャンをベースとして制作したことを、お断り申し上げます。報告集の絵画画像はPC用プリンターにより普通コピー紙に印刷されたものなので、不鮮明なものが多かったのですが、一部を除いて、「ギャルリーベルジェ」の写真ご提供により、画質をかなり改善することが出来ました。このページに掲載した当時の会場情景写真も、すべて同廊のご提供によるものです。この場を借りて、ギャルリーベルジェ・市野さゆり(細谷玉江)様のご協力に厚く御礼申し上げます。(編集子)  ㊟「報告集」元画像を差し替えたものは、(アスタリスク)表示。

「ハートフルメンタルヘルス詩画展」~詩と絵画のコラボレーション展~
出品作品<目録>

「ハートフルメンタルヘルス詩画展」
~詩と絵画のコラボレーション展~ <詩と絵画作品>

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ギャルリーベルジェ会場景

<報道> 詩画展の紹介記事

「ハートフルメンタルヘルス詩画展を終えて」あしたば会
 榛澤昌高(「報告集」より)

             相模原市精神障がい者仲間の会(あしたば会)  榛澤 昌高
 平成21年6月7日~13日、相模原市古淵のギャルリーヴェルジェで「ハートフルメンタルヘルス詩画展」が開催されました。これは精神障がい者が書いた詩をもとに、地域の芸術家の方に絵を描いていただき、詩と絵のコラボをするという企画展です。
 目的は三つあります。
* 精神障がい当事者(以下当事者)の文化活動推進と、クリエイティブな才能を発揮する機会をつくること。
* 精神障がい者の生活の場が「精神科病院から地域社会へ」という時代の流れの中で、当事者が地域社会と結びつくきっかけにし、人と人とのつながりを生み出し孤立させないこと。
* 企画のユニークさで、精神障がい者の問題について、社会に関心を持っていただき、正しい知識の普及を目指す。その啓発が偏見をなくすことになる。社会の関心が高まれば、行政の障がい者施設改善にもつながる。 

以下続き、「詩画展開催のいきさつについて」「ひとりぼっちをなくそう」「人と人とをつなげた詩画展」とサブタイトルがあります。長文になりますので、リンクページでご覧ください・・・全文を読む

「ギャルリーヴェルジェ」画廊主 ごあいさつ

来会者の感想文集